朝のHR→国語
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で解答を全て消し、必死にさっきの解答を書いていくが間に合わず、トリノが手を鳴らした。
トリノ「はい、そこまで!手を止めて後ろから回収してください」
紺子「間に合わなかった…終わった……」
紺子は絶望のあまり目から涙が溢れ出し、机に泣き伏してしまった。
テスト用紙が次々回収されていく中、龍哉は泣いている紺子に声をかけようとした。
龍哉「紺子、どうした?大丈夫か?」
紺子「私はいいから持っていってくれ……」
龍哉「お、おう…(たぶんこれ解答欄ずれてたとかそういうパターンかな?)」
龍哉は紺子のテスト用紙を手にし、教卓まで持っていった。
トリノ「1、2、3、4……うん、これで全部だね(何で紺子さんのだけベッチョベチョに濡れてんの!?)」
見ると確かに紺子のテスト用紙だけ涙で濡れていた。
トリノ「あっ、ちょうどいい時間だね。もうそろそろチャイム鳴ると思うけど…」
時計を見ると、授業の終わりの時間が近づいてきていた。そして授業終了のチャイムが鳴った。
トリノ「はーい、これで国語の時間は終わりー。ところで紺子さん、君日直なのにどうしたの?何で伏せてるの?」
すると急に校内放送が流れてきた。
???『あー、マイクテスマイクテス。あー、あー!』
龍華「何だ?」
???『教室内の皆さん、正面向かって右手側をご覧くださ〜い』
泣いている紺子以外全員右を向くが、壁しかない。ちなみにトリノは紺子たちの方を向いているので左を向いた。
ライエル「壁しかないけど………」
龍華「壁になんかあるのか?」
???『壁です』
ガッシャガタガタドタバッターン
教室にいる教師含めた全員がずっこけた。特に紺子は泣きながら転げ落ちるようにずっこけていた。
トリノ「なら何で放送した!?」
???『暇だったので』
トリノ「遊ぶな!?」
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