困った恋愛脳
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後部座席に乗り込み、その首に掴みかかる。
「出して!」
「ちょっと、ほむらちゃん! 苦しい、放して!」
「いいから出して!」
それまで聞いたことがないようなほむらの大声に、ハルトはバイクを走らせた。
その風に体を落としながら、ほむらは続ける。
「急いで! フェイカーを探して!」
「フェイカーを探してって……一体何が起こっ……」
「まどかが……」
ハルトの言葉を遮りながら、ほむらが唇を噛む。
彼女はそのまま、ハルトに必死の形相で訴えた。
「まどかが、誘拐された!」
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