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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
遂に接触する!三大勢力グルメ界を知る!
第81話 ミカエルの来訪、イッセー弟分が出来ます!
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彼女は口笛を吹きながら目を逸らしました。


「そもそもなんでイッセー先輩も恋人繋ぎを普通に受け入れているんですか……」
「えっ、小猫ちゃんが女の子との手のつなぎ方はこれが正しいっていうからだけど……あれ?ドライグ、何か間違っていたか?」
『知るか』


 そういえば前にそんな事を言ったような……つまり私の自業自得でしたか、テヘ♪


「うふふ、イッセー君が女性経験が少ないからと言って変な事を吹き込んだのが仇になりましたわね」
「うう……こんな事なら私限定にしておくべきでした」
「あら、それは許しませんわよ」
「こ、怖いです、朱乃先輩……」


 イッセー先輩は幼いころから美食屋になるために特訓ばかりしていたらしく、私達に会うまで女性との交流は殆ど無かったそうです。なのでそういう知識が疎いのでアレコレ吹き込んだのですが今回はそれが完全に仇となってしまいました。


 朱乃先輩にその件について指摘されてグヌヌと唸り私だけにするよう言っておけばよかったと後悔しました。でも朱乃先輩が怖い笑みを浮かべていたので謝りました。


「ここだな」


 そんなやり取りをしている内に会議室に到着しました。部屋の中から数名の氣を感じるのでおそらく生徒会長の方々だと思います。


 私達が会議室に入ると生徒会のメンバーがそろっており、私達の元にソーナ会長が歩み寄ってきました。


「リアス、いらっしゃい」
「こんにちは、ソーナ……ミカエル様はまだ来られていないのかしら?」
「もう少ししたら来るはずよ。あっ、そうだ。リアス、兵藤君とお話ししてもいいかしら?」
「えっ、いいけど……」


 ソーナ会長はそう言うとイッセー先輩の元に行きました。


「兵藤君、この間は本当にありがとうございました。その後の後処理などでお礼の挨拶が遅れてしまい申し訳ありません。それとアーシアさんも私の眷属たちを治療していただきありがとうございました。二人にはぜひお礼がしたいのですが……」
「えっ、いやそんな気にしなくていいですよ。そもそもあの後の処理を全部押し付けたようなものですし感謝しているのはこちらです」
「私も自分が出来る事をしただけなのでお礼なんていいですよ」
「……ありがとうございます」


 二人にそう言われたソーナ会長はまた頭を下げて感謝の言葉を述べました。


 そういえばあの後すぐにG×Gの世界に向かったから報告や建物の復旧の手続きなどの後処理はソーナ会長がしてくださったんですね。リアス部長もバツの悪そうな顔をしていますし私達も会長に感謝しないといけませんね。


「そういえば他のメンバーは大丈夫だったんですか?俺が助けた男子生徒は特に怪我が酷かったようですが……」
「アーシアさ
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