暁 〜小説投稿サイト〜
恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
第百三話 公孫賛、やはり忘れられるのことその九
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
性って大事だよな」
 このことは正しかった。真名を忘れていても。
「人間覚えてもらわないとどうしようもないしな」
「結局はそれなのだ?」
「だろうな。しかし赤い髪の女ってな」
「誰だったのだ?一体」
「あたしにはわかんね」
「鈴々もなのだ」
 二人にも気付かないことだった。
「誰なのだ?本当に」
「急に出て来て急に消えたけれどな」
「本当に謎の奴なのだ」
「全くだよな」
 こうした話をしてだった。二人はいぶかしむばかりだった。誰もがその赤い髪に白い鎧の女についてはわからずじまいだった。


第百三話   完


                           2011・8・13

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ