第百三話 公孫賛、やはり忘れられるのことその三
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じゃないのか」
「かといっても妖怪の気配も感じへん」
それもないというのだ。
「そやからどっちでもないで」
「では何だ」
「悪霊でも妖怪でもないってなるとな」
「普通の人ちゃうか?」
あかりはこう見立てた。
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