第十六話 はじめての時その十三
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「それがいいのかな」
「そやで。ええねんで」
このうえなく優しい、いつものおばちゃんの言葉だった。
「それやったらな」
「太るのって。それだけで駄目じゃないのかな」
「まあ今はわからんでもええで」
今度はぽぽちゃんがだ。にこりと笑って話してきた。
「今はな。それでもええねんで」
「いいんだ」
「そやで。ええねんで」
ぽぽちゃんはまた希望に話した。
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