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歪んだ世界の中で
第十六話 はじめての時その十一
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いけれどいいかな」
「いいです。僕は遠井君と一緒にいたいですから」
 昼だけでもだ。そうだというのだ。
「ですから。これで」
「有り難う。それじゃあね」
 希望は笑顔で真人の言葉に応えた。そうしてだった。
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