暁 〜小説投稿サイト〜
エターナルトラベラー
第六十八話
[11/13]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
に取り上げられてから数日後。

どこをどうやって調べたのか、SOS団団長から手紙が届いた。

どうやらSAO脱出記念&『fate/stay night』放映記念のオフ会を開くらしい。

同様の内容の手紙をシリカも受け取っているので、『fate/stay night』出演者及びSOS団メンバーには送られているのではなかろうか?


しかし、そのオフ会の会場がまた問題だった。

何故に翠屋?

一応翠屋は軽食もメニューにあるし、予約すれば奥のほうの少し隔離されているスペースの席をリザーブできるだろう。

だが、彼らが翠屋を指定したと言う事は、この世界が何なのか分かった奴らも多いと言う事だ。

うーむ、困った事にならなければ良いが…って、開催日って明日じゃん!?


翌日。

快晴のおかげで気持ちのいい金曜日の午後、翠屋にてSAO脱出記念&『fate/stay night』放映記念のオフ会が催される事になった。

皆リハビリ明けでまだ時間の都合がそれなりに付くらしく、結構な集合率だった。

「皆、よく集まってくれた。皆欠ける事無くこの世界に帰還できたことを、それと映画の成功を祝して、乾杯」

『かんぱーい』

集まったのはSOS団メンバーと風林火山からはクライン。それとエギルとリズベットと俺とシリカ。

アスナも誘ったようだったが、もろもろの理由により欠席との事。

どうやらアスナは先の事件でまだVRに囚われていたみたいで、いまだに体が動かせる状況じゃないらしいとはリズベットから聞いた話だ。

後日アスナの見舞いにシリカと連れ立って向かう予定だ。

乾杯の音頭の後、SOS団のメンバーが一直線にその手をシュークリームに伸ばす。

「おおおおおっ!此れが夢にまで見たあの…」

「そうだぜ、ヴィータ…此れがあの有名な翠屋のシュークリームだっ!」

「「うまああああああい!」」

誰だ、あのイケメン二人は?

記憶に引っかかってるようだけど、出てこない。

「待て…近くに住んでいる俺達が何故か最後だったから行き成り始まってしまい紹介もされていないから今までスルーしていたが…誰だ、そこの二人は」

とりあえず、近くに居た団長に問いかけた。

今日呼ばれたメンバーはあの映画の製作に参加したメンバーだと聞いていたし、…それに、どことなく見覚えはあるのだが、SAO世界の容姿と結びつかないでいた。

「何を言っている、ヴィータとフェイトじゃないか」

なん…だと?

「ええっ!?」

ほら、シリカも驚いているし、これが普通の反応だよね?

「どうやら脂肪に蓄えられたエネルギーを、二年に渡るSAOへの幽閉で使い切ったらしくてな。予期せぬダイエットに成功したら
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ