暁 〜小説投稿サイト〜
艶やかな天使の血族
3部 公人と私人
14話 淫らなバスタイム
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後ろから思い切り抱いて…!」
「……いくよ……」
「あハァ!アアッ!……奥まで来て…」
「君の中は本当に気持ちいい。隅から隅まで俺に開拓されたものな…」
「貴方のセックス……痛くないから…好きなの…」

 そういえば、水菜も、騒がなかった。
 痛いとか。止めてとか、したくないとか。
 そんなに気持ちいいのか。俺のこれは。
 初めての時は、そういえば、アネットは正直に訴えたな。痛い。優しくして。
 そこからたぶん、研究みたいに楽しんだ。
 お互いのセックスパートナーとして。
 こういう感じ?…違う。もっと優しく。
 これは痛いか?…うん、痛い。
 どうしたら気持ちいいものに出来るか随分と悩んだ。
 そして集大成が今の俺のセックス。
 何より相手を悦ばせる事にした。
 そして俺もその相手の乱れる姿が好きになった。もっと俺の前で乱れてみせて欲しい。
 この甘いキスも、相手がいたから上手くなったんだな。きっとそうに違いない。

「アンッ!アンッ!なか…気持ちいい…かき回して…動いて」
「お前……生理はまだ来てるのか……?」
「まだ来てるわ……女よ…私…」
「じゃあ……もう一人……産まれるかもな」
「ウウッ!アウッ!でも……もうすぐ来るのよ…その生理……できないわ……たぶん」
「嬉しいやら嬉しくないやら…複雑な気分だね…」

 腰を回しながら、笑った。 
 これももう無意識でマスターした動きだ。
 風呂場のこれは汗がすごい。
 温めに入れた風呂なのに、灼熱地獄のような暑さだ。
 腰を激しく動かす。そろそろアクセル全開だ。こうすると彼女も喜ぶ。

「アアッ!ウンッ!……そう、激しく燃えてみせて……エリオット」
「ウウッ…ウウッ…気持ちいい…気持ちいいよ…アネット」
「好き…!私…あなたが最高…!若い頃より…好き…今のあなたが」

 もう…何分、つながっているのか。
 俺が絶頂に行く時も、決まって彼女も一緒に行く。
 その時は俺は彼女にしがみつくように身体を抱いて…融けていくのだ……。

「イ…いっちゃう!エリオット!」
「俺もだ…!」

 俺もそして……頭の中が真っ白になった。

 そうして、アネットを抱いて、この宵は俺は狂ったように水菜を求める。
 その時もまた風呂場で抱いた。

「エリオットさん……ンンッ!ンンッ!」
「気持ちいいかい?」

 背後から俺は水菜の胸を貪る。
 この感度抜群の乳首を舐めて、手のひらには彼女の花びらを感じる。
 どうしたものか。俺はさっきよりも濃厚なものをしている。
 この身体を全部支配したい。 
 俺だけのものにしたい。
 欲求に合わせて、俺は彼女に己の唇を這わす。彼女に傷を付ける。
 水菜に俺の熱が移ったように、熱に浮か
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