第六百二十話 甘酸っぱさがその三
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「調味料も香辛料も多いから」
「物凄い種類よね」
「オイルにしても」
「色々でね」
「そう思ったら」
レモンティーを飲みつつ述べた、紅茶の中のレモンそして砂糖が混ざって実に心地よい甘酸っぱさである。
「味付けもね」
「多いわね」
「そうね」
「紅茶にしても」
菅も言ってきた。
「今もお話してるけれど」
「レモンティーもあればね」
「ミルクティーもあるわ」
「そうだからね」
それでというのだ。
「どの喫茶店にも両方あるね」
「ないお店ないわよね」
「どちらも」
レモンティーもミルクティーもというのだ。
「そうよね」
「連合だとね」
「けれどイギリスだと」
例えとしてエウロパのこの国を出した。
「紅茶といったら」
「あそこはミルクティー」
「それだけね」
「ストレートティーもあるけれど」
それでもというのだ。
「基本はね」
「ミルクティーね」
「それね」
「そうなっているよ」
「そうだよね」
「このミルクティーも滅茶苦茶まずいらしいけれど」
「そこはあれだね」
菅はその話を聞いて述べた。
「何といってもね」
「イギリスだからね」
七海も言った、もうね」
「そうだよね」
「イギリスだったら」
七海はさらに言った。
「もう口にするものはね」
「相当にまずいね」
「実際にまずいってね」
「あっちで食べた連合軍の人が言っていたね」
「味付けも火加減もなっていなくて」
「もう酷いんだったね」
「だからミルクティーも」
これもとうのだ。
「まずいらしいわ」
「あの国ならではだね」
「だから皆カレーがね」
この料理がというのだ。
「好きらしいわ」
「イギリスもかなりカレー食べるそうだね」
「日本程じゃなくても」
「よく食べるんだったね」
「だってカレーってそうそうまずくならないから」
そうした料理だからだというのだ、カレールーの極めて強い味が出てそうはまずくならないのである。
「それでね」
「カレー食べてるんだ」
「あっちでもね」
「そうなんだね」
「ええ、ただそのカレーもね」
失敗しない料理であるこれもというのだ。
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