第十六話 はじめての時その七
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もうそれは充分だとだ。千春は答えた。しかしだ。
それと共にだ。彼女はこうも言うのだった。
「飲みものは欲しいけれど」
「うん、何飲むのかな」
「コーラあるかな」
それを飲みたいというのだった。今の千春は。
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