特別編 追憶の百竜夜行 其の九
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彼らはリオレイアと対峙していた。
長時間に渡る戦闘で疲弊していたはずの身体は、焔の如き闘志に満たされ。これまで猛威を奮っていたはずの、大翼による風圧にも怯まなくなっている。
「……行こう、皆。ヤツマがくれたこの力で、必ず里を守り抜くッ!」
命と誇りを賭けたヤツマの演奏が齎す効果が、彼らの背をさらに強く押していたのだ。その強化を実感するアダイト達は、得物を握る手に力を込め、リオレイアに向かっていく。
気焔万丈。その言葉を、体現するかのように。
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