特別編 追憶の百竜夜行 其の四
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
」
猛炎を宿したフラムエルクルテの鬼神連斬が、プケプケの全身を切り刻んでいく中で。カエデも仲間達をサポートするべく、フルージェントダガーの雷刃を以て、毒妖鳥の両脚を斬りつけていた。
その猛攻に身動きが取れなくなったプケプケに、とどめを刺すべく。シルムズブレイドを垂直に振り上げたゴウは、焔を纏う渾身の溜め斬りで、ついに毒妖鳥の頭部を両断する。
「よし……仕留めました! さぁ皆さん、すぐに次のモンスターを! 剥ぎ取りの時間はありませんよ!」
暴走の限りを尽くしていたプケプケは、その一閃によりついに倒れ。ドラコ達は毒妖鳥の死を確信すると、すぐさま次の獲物へと狙いを移していく。
「分かってらぁ! カエデ、ゴウ! あそこにいる奴らを止めるぞッ!」
「……言われるまでもない」
通常のクエストとは違い、剥ぎ取りのことを考えている時間などないのだ。今この瞬間も、仲間達が討ち漏らしたモンスターの群れが、里に繋がる門を破ろうとしているのだから。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ