第四百六十六話 【邂逅】海の乙女達その六
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「成程、軍艦だからね」
「この門ね」
「そうだよな」
五代はみのりに応えた。
「場所はお前の通っていた学校で」
「縁があってね」
「門もな」
これもというのだ。
「こうした形だな」
「軍艦さん達の世界だから」
「そうだよな、それじゃあな」
「ええ、今からね」
「この門を開いて」
そうしてというのだ。
「あっちの世界に行こうな」
「そうしようね」
「今から開けるにゃ」
明石がここでまた言ってきた。
「それでまた入るにゃ」
「アズールレーンの皆さんもレッドアクシズの皆さんもおられます」
ユニコーンはこのことも話した。
「その場所に出ますので」
「そういえば君達戦ってたね」
五代はそのアズールレーンとレッドアクシズの関係について述べた、このことも彼女達から聞いているのだ。
「そうだったね」
「はい、ですが」
「今は休戦中で」
「その島ではだね」
「皆仲良くしています」
こう五代に話した。
「そしてその島にです」
「グロンギ達が来た」
「そうなりました」
「そういうことだね」
「ユニオンとロイヤル、東煌がアズールレーンで」
桜子は考える顔で述べた。
「重桜と鉄血がレッドアクシズだったわね」
「そうにゃ」
明石がその通りだと答えた。
「その五つの国の軍艦が一つに集まってるにゃ」
「他にも国があると言ってたけれど」
「それでも島にはいないにゃ」
他の国の軍艦達はというのだ。
「それで五ヶ国にゃ」
「その五ヶ国の軍艦の娘達がいて」
「皆に会ってもらうにゃ」
「色々な方がおられるので」
このことはユニコーンが微笑んで話した。
「是非お会いして下さい」
「わかったわ」
桜子はユニコーンに笑顔で応えた。
「じゃあそのことを楽しみにして」
「そうしてですね」
「貴女達の世界に入らせてもらうわ」
「今から」
「是非ね」
まさにというのだ。
「そうさせてもらうわ」
「わかりました」
こう話してだった。
明石とユニコーンが門を開けて一行はその門を潜った、すると目の前に南国の海に面した島の風景があった。
その海を観てだ、五代は明石とユニコーンに笑顔で話した。
「いい場所だね」
「お気に召されましたか」
「俺はこうした場所も大好きだからね」
「五代さんは世界各地を冒険されてますね」
「うん、今でもね」
屈託のない顔で答えた。
「そうさせてもらっているよ」
「そうですね」
「そしてね」
「こうした島にもですか」
「よく来るから」
それでというのだ。
「こうした場所もね」
「お好きなんですね」
「自然の場所も街も村も何処でも好きだけれど」
「こうした島もですね」
「大好きなんだ」
こうユニコーンに
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