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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百六十六話 【邂逅】海の乙女達その三

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「やっぱりそうだったんだね」
「そうにゃ、明石達は軍艦にゃ」
「軍艦が人間の姿になっています」
「だから軍艦も出せるにゃ」
「私達自身をそう出来ます」
「そうした世界もあるんだね」 
 五代は二人の言葉を聞いて頷いた。
「成程ね」
「この人物凄い器にゃ」
「信じられない位大きな人ですね」
「明石こんな人に会ったことないにゃ」
「私もです」
「そうかな、それで君達が他の世界から来た娘達だね」
 五代は二人に微笑んでこうも言った。
「そうだね」
「はい」
 ユニコーンは五代の今の質問に微笑んで答えた。
「そうです」
「やっぱりそうだったね」
「それで皆さんがですね」
「俺が仮面ライダーだよ」
 五代はユニコーンに今度はにこりと笑って答えた。
「仮面ライダークウガ、宜しくね」
「クウガ?空我だにゃ?」
「重桜の言葉ではそうですね」
「そうだにゃ」
「ではこちらは重桜でしょうか」
「桜はこの国でもよくある花だけれどな」
 おやっさんも二人に話してきた。
「けれどな」
「ここは重桜じゃないわよ」
 みのりも話した。
「日本という国よ」
「日本ですにゃ」
「そうした国ですか」
「これから詳しいことを話そうか」
 おやっさんが提案してきた。
「今から」
「私達のことをですにゃ」
「そうすればいいですか」
「俺達も話すから」
 おやっさんはこうも言った。
「だからね」
「わかったにゃ」
「ではお話させてもらいます」
 明石もユニコーンもそれならと頷いた、ここで五代達は関係者を全員集めて二人の話を聞き自分達の話もした。
 お互いの話が終わってだ、五代は言った。
「やっぱりだったね」
「君達は軍艦だったな」
 一条も五代に続いて言った。
「そうだったな」
「これはと思ったけれど」
「その通りだったな」
「明石は戦わないけれどにゃ」 
 それでもとだ、明石は二人に話した。
「軍艦ということは同じにゃ」
「そうだよね」
「そうだにゃ、ただ」
 明石は微妙な顔になってこうも言った。
「ここは日本という国だにゃ」
「重桜じゃなくてね」
 松倉がこう答えた。
「日本だよ」
「よく似ているにゃ」
「話を聞いているとそうみたいだね」
「それでなんですが」
 ユニコーンも言ってきた。
「皆さんはあのグロンギ達と」
「ずっと戦ってきた」
 一条はその通りだと返事をした。
「そうしてきた」
「そうですね」
「だからグロンギのことはよく知っているつもりだ」
「そうですか」
「あいつ等とんでもないにゃ」 
 明石は慌てた様な声で言い切った。
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