暁 〜小説投稿サイト〜
歪んだ世界の中で
第十六話 はじめての時その二
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話

 様々なアクセサリー。動物や木々のそれがあった。壁には銀の騎士の絵もあった。
 そうした絵を見てだ。千春は言った。
「この騎士格好いいよね」
「だよね。白鳥の曳く舟に乗って水の上にいるって」
「ロマンチックよね」
「こんな騎士が実際にいたら」
 どうかとだ。希望は目を細めさせながら千春に話した。
「夢みたいだよね」
「そうだよね。この世の中にないみたい」
「で、このお店だけれど」
 今度は店の中を見回す希望だった。店の中のそのアクセサリー達だ。
 宝石の様に白い台の上にケースの中に入れられている。ガラスのそれの中に。 
 台は二段になっている。そして傘の台には可愛らしいパラソルがある。千春は台を見ていた。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ