第十六話 はじめての時その二
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様々なアクセサリー。動物や木々のそれがあった。壁には銀の騎士の絵もあった。
そうした絵を見てだ。千春は言った。
「この騎士格好いいよね」
「だよね。白鳥の曳く舟に乗って水の上にいるって」
「ロマンチックよね」
「こんな騎士が実際にいたら」
どうかとだ。希望は目を細めさせながら千春に話した。
「夢みたいだよね」
「そうだよね。この世の中にないみたい」
「で、このお店だけれど」
今度は店の中を見回す希望だった。店の中のそのアクセサリー達だ。
宝石の様に白い台の上にケースの中に入れられている。ガラスのそれの中に。
台は二段になっている。そして傘の台には可愛らしいパラソルがある。千春は台を見ていた。
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