第26話 激戦開幕!喧嘩相手は未来からやってきた その3
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君!」
因みにこの二人、ドリルのこれが縁となり最近付き合い出してるようで、互いの中は良好なようだ。
【気張るんじゃゾォドリル。くぅぅ、若い頃を思い出すのぉぉ!】
【皆さん、ドリルさんそろそろやるみたいですよ!】
一堂が静かに見守る前で、ドリルが人形に変形する。そしてドリ子と名付けたドリル戦車に光り輝く原石を見せてきた。
【見てくれドリ子さん。貴方のために掘り起こしたダイヤの原石だ。今はただの石の塊だが、磨けば光り輝くダイヤモンドになる。俺たちもそんなふうな関係を気付きたいんだ!】
いよいよ告白の場面へと差し掛かろうとしている。
場の空気は正に最高潮へと達する勢いだった。
【ドリ子さん! お、おお、俺と・・・俺と・・・俺とk【ちょっと待ったあああああああ!】な、なんだぁ!?】
せっかくの大事な場面で水を刺されてしまい告白が台無しになってしまった。
いったいどこのどいつだと怒りを露わにしながら声のした方、つまり上空を見る。
そこにはドリルに向かい三機のロボットが降下してきていた。
【悪党め! お前たちの思い通りになどさせん!】
【なんだてめぇらゴフォッ!】
突然現れた三機のロボットに盛大に蹴り飛ばされるドリル。
その光景を見た周りも思わず唖然としていた。
しかし、そんな事突然現れた三機は気にもせずにーーー
【ボルト、ガンザー! それを壊せ! きっと何か悪い事をする道具に違いない!】
【おうさ!】
そう言って足元に転がるダイヤの原石を何も迷う事なく踏み潰して粉々にしてしまった。
【あああああああああああああああ! お、俺が苦労して掘り起こしたダイヤの原石がああああああああああ!】
起き上がったドリルが見たのは突如やってきた三機のロボットによって粉々にされたダイヤの原石の無惨な姿だった。
【へ? ダイヤの原石!?】
【これ、何かの侵略兵器とかじゃないのか?】
【ったりめぇだろうがこの唐変木ども! はっ! それよりドリ子さんは!?】
【ドリ子さん? それってそこで横転してる奴のことか?】
そう言ってガンザーが指差す先には見事に横転して煙を吐いてるドリ子さんの姿があった。
フレームは傷だらけになっててキャタピラは千切れてて、自慢のドリルはヒビが入ってて。要するにボロボロになっていた。
【ぎゃあああああああああ! どどど、ドリ子さんがああああああああ!】
【な、なんか・・・侵略者じゃなさそうだぞ】
【だな。確かに悪のエネルギーは感知したんだが】
注意、バンチョウ達は街は守ってるが基本的に悪人なので正義の勇者達が持つ悪者センサーに割と良く引っかかってしまうのだった。
【ゆ、ゆるさ
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