暁 〜小説投稿サイト〜
おぢばにおかえり
第六十四話 阿波野君と先輩その三十七

[8]前話 [2]次話
「しかもね」
「しかもっていうと」
「出会いが悪かったわね」
「阿波野君が先輩のことを聞いたから」
「それもその人の口から直接ね」
「だから余計に悪いのね」
「あの子でなくてもどうかってなることだけれど」
 先輩が過去にしたことはというのです。
「それでもね」
「阿波野君が一番嫌う様なこととかは」
「そんなことわからないわね」
「ええ、だからね」
 その為にというのです。
「そうなったのよ」
「そうなのね」
「けれどそれを解きほぐしたいなら」
 それならとです、お母さんは私にさらに言ってくれました。
「いさんでいくのよ」
「それじゃあ」
 いよいよ阿波野君と先輩がまた会う時が来ました、自然と私も緊張してきました。


第六十四話   完


                   2020・4・3
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ