第十五話 幸せの中でその三
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あ、元々性格は悪くなかった」
そうだったというのだ。彼は希望の性格も見ていた。
そしてそのうえでだ。二人に話すのだった。
「最初はあんなに暗くなってたからわからなかったけれどな」
「だから馬鹿だろ」
「デブだったしな」
「馬鹿でデブでも性格は違うだろ」
彼は二人に淡々と述べていく。
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