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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
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第30話 『別れ』と『約束』……さらばファイル島!
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中でシンに託された2人への感謝の言葉を伝えようとしたところ……


ルナマリア「ツナもアインスさんもそんなこと言わないで。シンはベルグモンにされて暴走していた自身を止めてくれた2人に凄く感謝してると思う……」

ツナ「ルナマリアさん……」

アインス「ルナマリア……」


先にルナマリアが亡きシンのツナとアインスへの感謝の想いを代弁するのだった。


勇真「……僕もルナ姉ちゃんの言う通りだと思う。シンって言うお兄ちゃんは、ツナ兄ちゃんとアインス姉ちゃんが救ってくれたことにありがとうって思っているよ、絶対に」

ツナ・アインス『勇真……』


ルナマリアに先を越されてしまったが、勇真は彼女の言葉に同意する形でツナとアインスにシンから託された言葉を何とか伝えるのだった。


ルナマリア「勇真の言う通りです。シンは最期は復讐に囚われずにあの世へ旅立つことができた……2人はシンを闇から解放したんです。 だから、いつまでもそんな後悔しているような顔をしないでください。あの世にいるシンに笑われますよ?」

アンジュ「ふふふ、一晩中泣き続けた娘の台詞とは思えないわね」

ルナマリア「ほ、放っといてください!///」

『あははははっ!♪』


アンジュの揶揄うような発言に赤くなるルナマリアを見て、一同は笑い声をあげていた。


ツナ「……アインスさん」

アインス「ルナマリアはシンを喪った悲しみから立ち上がり、前へ進もうとしている……私達も前へ進まないとね」

ツナ「そうですね……頑張りましょう」

アインス「うん、そうだね……」


ルナマリアに元気付けられたツナとアインスも柔らかな笑みを溢し、前へ進むことを決意するのだった。

その後、シンの墓に集まった面々は……


レオモン「敵ではあったが、己の信念に殉じた誇りある戦士ーーシン・アスカに敬意を表し、全員黙祷……」

『…………』


レオモンの号令により全員黙祷する……シンが安らかに眠れるように祈りながら……
















それからさらに数時間後、ツナや炎真達はムゲンマウンテンの山頂にやって来ていた。

ムゲンマウンテンへ来た目的は勿論新暦世界へ帰還する為で、新暦世界へ行く為のゲートは昨日の戦いが終わった後フェルトを始めとした何人かが探索し、既に発見済みである為問題は無い。

因みに新暦世界の住人ではあるが故人となっている奏とセレナ、違う世界の住人であるが現在のところ元の世界へ帰る手段が無いツナと炎真、研究施設の被験体であったことから帰る場所が無い勇真、そしてパートナーデジモン達も新暦世界へ一緒に行くことになっていた。


ハックモン「まさか人間の
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