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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
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第30話 『別れ』と『約束』……さらばファイル島!
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データで構成されていることから優れたプログラマーであるフェルトに診て貰い、その時に知ったのだ。
そしてフェルトとソーサリモンにレーベモンを診て貰った結果、生死に関わる危険性は無いのだが、シンの魂に暗黒の力と肉体に多大なる負荷を長いこと受け続けていたことから昏睡している状態で、今はレーベモンの意識が回復するのを待つ他無いので、ルナマリア はデジヴァイスのヒーリングスロット内でレーベモンを休ませていた。
いつレーベモンが目覚めるかはわからないし、もしかしたらこのまま目覚めないのかもしれない……それでもルナマリアは、いつかパートナーとしてレーベモンと共に戦う時が来るのを待ち続け、前に進むことを選ぶのだった。
ルナマリア「あ、そうだ。響、未来、元の世界に帰る前にやりたいことがあるんだけど、手伝ってくれる?」
響・未来『やりたいこと?』
ルナマリア「うん、それはね……」
数時間後……
ルナマリア「よし、できた!」
ルナマリアは目の前にあるものを見て、満足そうな笑みを浮かべていた。
彼女の周りには響や未来、車椅子に乗る勇真、そして後から合流したツナや炎真達、パートナーデジモン達、さらにはレオモンらレジスタンス達、エレキモンも集まっており、ルナマリア同様満足そうな笑みを浮かべていた。
一同の前にあるのは……
ルナマリア「ありがとう皆、シンの『お墓』を作るのに協力してくれて。それにエレキモンやレオモン達も……」
ツナ「水臭いこと言わないでください」
響「私達仲間なんですから」
炎真「そうですよ」
レオモン「ダスクモン……シン・アスカは確かに我々の敵だったが、彼もまたデビモンに利用されていただけだったのも事実……そんな彼を弔う気持ちは皆同じだ」
エレキモン「お前らが元の世界に帰った後も綺麗に磨いとくぜ」
ルナマリア「うん、ありがとう」
シンの墓であり、その墓はルナマリアだけで無くシンの悲しい最期を見た者達は敵味方を越え、彼を弔いたい一心で作られたからか立派なもので、色鮮やかな花がたくさん添えられていた。
ツナ「……出来ることなら、シンって人を生きている形で助けたかったなぁ……」
アインス「そうだね……」
勇真(ツナ兄ちゃん、アインス姉ちゃん……シン兄ちゃんの言葉を伝えなきゃ……!)
デビモンにベルグモンにされて暴走していたシンと最後に戦ったツナとアインスは、墓を見ながらシンを生きている形で助けたかったと悔しさを露わにする。
特にツナは意識を失ってしまい、シンの最期に立ち会えなかっただけに、後悔の念が強かった。
そんなツナとアインスを見た勇真は、夢の
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