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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
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第30話 『別れ』と『約束』……さらばファイル島!
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で姿を現す。
そのデジモンこそが、ルナマリアの真のパートナーデジモンなのだろう。
ルナマリアはそのデジモンを抱き締めると……
ルナマリア「シン……シン……シン……ううっ……うああああああああああああああああああああっ!!」
消えてしまったシンの名を呼びながら泣きじゃくるのだった。
こうして、ムゲンマウンテンでの戦いは悲しく終わりを迎えるのだった……
勇真『あれ? ここは……何処?』
眠っていた勇真は気が付くと、周りが虹色の空間にいた。
ここはデジタルワールドでは無い、夢の中であることを勇真は何となく感じ取っていたが、何故自身がここにいるのか疑問に思っていると……
?『勇真で良かったかな? 悪いな、こんな所に呼んで』
勇真『え?』
何処からか声が聞こえ、勇真がその方へ視線を向けると、そこには赤い軍服のようなものを着用し、黒い髪と真紅の瞳をした青年が立っていた。
勇真『お兄ちゃん、誰?』
?→シン『俺はシン、シン・アスカだ。わかりやすく言うなら、ダスクモンが人間だった頃の姿って奴だ』
勇真『だ、ダスクモンの!?』
黒髪の青年の正体がダスクモンの人間だった頃の姿ーーシン・アスカであることに、勇真は驚く。
勇真『ええと……シン兄ちゃんで良いかな? シン兄ちゃんはどうして僕をここに呼んだの?』
シン『……俺はもうすぐ完全にあの世へ行く。だから、その前に君にどうしても伝えたいことがあるんだ』
勇真『僕に?』
シン『ああ、それはだな……』
シンは憑き物が落ちたような優しい笑みを浮かべながら勇真に近付き、勇真の視線を合わせるように屈むと……
シン『……ルナのことを守って欲しいんだ。俺の分まで』
勇真『え?』
シンは勇真に自分の分までルナマリアを守って欲しいと、まるで意志を託すかのように言うのだった。
勇真『そ、そりゃあ、ルナ姉ちゃんのことは守るけど……でも、どうして僕に?』
シン『俺自身が1番託したい人物だからだよ。だって、君は俺の……いや、これは君にとってはどうでも良い話だな』
勇真『え?』
シンの言葉の意味がわからず、勇真は首を傾げる。
シン『ごめん、何でも無いよ。兎に角、君にルナのことを任せたいんだ』
勇真『そ、それは良いけど……僕にルナ姉ちゃんを守り抜くことができるかな? 僕、ツナ兄ちゃんや炎真兄ちゃんみたいに強くないし……』
シン『大丈夫、君は俺なんかより強い人間だよ。それに……君には俺と同じ『能力(ちから)』があるしな』
勇真『シン兄ちゃんと同じ能力(ちから)?』
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