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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
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第30話 『別れ』と『約束』……さらばファイル島!
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ダスクモンを救い出すことに成功し、仲間達の元へ帰還したツナとアインスは融合(ユニゾン)を解除する。

そしてツナはハイパー化を解き、大空のリングVer.Xと合体していた大地のシモンリングを分離させて炎真に返却すると……糸が切れた人形のように地面へと倒れ込む。


アインス「ツナ!?」


突然倒れたツナを心配したアインスが近寄ると……


ツナ「zzz……」

アインス「……はあ〜、なんだ眠っているだけか……」


ツナは規則正しい寝息をあげながら眠っていた。

そのことにアインスは安堵の溜息を吐きながら座り込み、ツナに膝枕をしてやる。


アインス「ダスクモン、そしてベルグモンと言う強敵相手の連戦を強いられたんだ。疲れて眠ってしまうのも無理は無いか……お疲れ様、ツナ♪」


アインスは柔らかな笑みを浮かべながら、眠るツナの頭を優しく撫でていた。

そんなアインスに……


マリア・フェイト・フェルト・アニュー・クリス・セレナ・アンジュ『じー……』

アインス「ん? 皆、どうしたんだ? 変な目で見て……」


マリア・フェイト・フェルト・アニュー・クリス・セレナ・アンジュの7人がジト目で見ていた。

何故なら……


アンジュ「アインス、あんたね……!///」

フェイト「いくらツナのユニゾンパートナーになったからって……!///」

マリア「なにどさくさ紛れにツナに膝枕してるのよ!?///」

アインス「え?」


ツナに膝枕しているアインスに嫉妬していたからだ(笑)


セレナ「アインスさん、ずるいです!///」

フェルト「私達もツナ君に膝枕したいです!///」

アインス「ふふふ……なるほど、そう言うことか。だが悪いね、これはツナのユニゾンパートナーである私の特権だ。えっへん♪///」

クリス「なにドヤ顔してんだ!? 調子コキンス(※)してんじゃねえぞ!///」
※調子こいているアインスの略(笑)

アニュー「アインスさん、そこを代わってください!///」

アインス「断る! ツナに膝枕する権利は誰にも渡さない!///」


ツナに好意を持つ女性達ーー通称ツナヒロインズは、ツナへの膝枕を巡って激しい口論をしていた。


翼「やれやれ、何を言い争っているのやら……」

ギンガ「止めなくて良いんですかね……?」

なのは「にゃはは……放って置いて大丈夫じゃないかな?」

はやて「アインスやフェイトちゃん達の心を盗んでまうなんて、ツナ君は罪作りな男やなぁ〜♪」


なのはや翼、はやて達は呆れた表情を浮かべたり、苦笑したり、面白そうなものを見ているかのようにニヤニヤしたりしながらツナヒロインズを見ていた。
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