第十四話 新しい道その十
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れてだ。それからだった。
希望はリアカーの取っ手の中に入った。しかしだった。
千春もその中に入りだ。こう彼に言ってきた。
「一緒に運ぼう」
「けれど重いよ」
「一人ならね」
そうだとだ。千春は希望ににこりと笑って言ってくる。その隣にいる彼にだ。
「重いよ。けれどね」
「二人ならなんだ」
「重くないから。だからね」
「新しいお家まで二人で」
「そう、二人で運ぼう」
千春がこう言うとだ。希望もだ。
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