第四百六十五話 キール大会戦その十一
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「メギスラーメンを」
「メギスラーメン?」
「メギスのフライを上に乗せたラーメンなの」
ひかりは姉に話した。
「そうしたラーメンがあるらしくて」
「教えてもらったの」
「今度作るから」
こう姉に言うのだった。
「楽しみにしていてね」
「わかったわ。ルーラさん有り難うございます」
孝美は妹の言葉も受けてルーラに礼を述べた。
「有り難く頂きます」
「礼には及ばないわよ」
ルーラはまた顔を赤くさせて言葉を返した。
「まあお礼は受けるけれど」
「はい、それでは」
「というかあんたもう来れる?」
「今こっち大変なんだけれど」
ユナエルとミナエルはここでルーラにこうも言ってきた。
「敵が次から次に来てね」
「洒落になってないけれど」
「あんた達左に向かいなさい」
ルーラは二人の言葉を受けて指示を出した。
「敵は正面に集中していてそっちは四人で何とかなるから」
「私達は横から攻めて」
「正面に向いている敵を一気に倒してなのね」
「数を減らせっていうのね」
「そういうことよね」
「そうよ、そうしたらね」
それでというのだ。
「数はかなり減るわよ」
「うん、じゃあね」
「そうして戦うね」
「私はまだ休憩中で戦線は別のところに行ってくれって言われてるから」
それでというのだ。
「そっちにはもうすぐ翼さんが行くけれど」
「任せてくれ」
その翼が言ってきた。
「それまではそうして戦ってくれ」
「うわ、翼ちゃん来るんだ」
「それマジクール」
二人は翼と聞いて笑顔になった。
「それルーラより頼りになるね」
「百人力だよね」
「翼ちゃんマジ最強だから」
「ルーラってちょっと動き遅いからね」
「あんた達も口悪いわよ」
ルーラも二人に言い返した。
「人のこと言えないでしょ」
「そうかな」
「違うよね」
双子はあえてすっとぼけてルーラに返した。
「私達普通だよね」
「口悪くないわよね」
「少なくともルーラよりはましよね」
「そうだよね」
「褒める人はちゃんと褒めるし」
「翼ちゃんにしてもね」
「ああ言えばこう言うわね」
ルーラはあくまで言う二人に苦い顔で返した。
「本当に。ただね」
「ただ?」
「ただっていうと?」
「口が悪くないあんた達は想像つかないわね」
それはそれでというのだ。
「ちょっとね」
「そうなのね」
「じゃあ私達このままでいいのね」
「ええ、じゃあそっちはそうして戦ってね」
「任せてね」
「私達だって頑張るよ」
ユナエルもミナエルも言ってだった。
仲間達と共に戦っていった、戦いは続き三日目になっても続いていた。戦いそして休憩も摂っていたが。
玲奈はビーフシチューを何杯も食べて巨大なパンを幾つも食べ
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