第十四話 新しい道その四
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「希望の前のお家と比べて」
「そうだね。プールも近いね」
「希望にとっては最高のお家なのね」
「そうなるね。何よりも最高なのは」
二人の大叔母達のことを頭に思い浮かべての言葉だった。ここでも。
「おばちゃん達がいてくれてることだね」
「大叔母さん達と一緒に暮らすのね」
「ずっと前からこうするべきだったのかな」
遠い目にもなった。今の希望は。
「おばちゃん達、心の親とね」
「心の親?」
「だから。生みの親がいてね」
彼にとって何の有り難味もない。その親達のことだ。
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