暁 〜小説投稿サイト〜
DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
ミニゲームは倉庫番
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わよ!3個の岩に、3つのスイッチ!この岩の重みでスイッチを押すんですわ、きっと!」
私は皆を誘導すべく、この仕掛けの謎を解いてみせる。
勿論、前世の知識をフル活用!

「何そのめんどくせー仕掛け!?何処の馬鹿だよ、こんなの造ったヤツは!」
エニッ○スに言って下さい。
「そ、そうは言いますが…結構大変ですよ…この岩、重いですから!」
お兄様は一生懸命岩を押そうと努力する。
見かねてアルル様やカンダタも協力してますわ。
闇雲に押すんじゃないわよ!
順序が有るんだからね!

「…やれやれ………めんどくせーなぁ…」
相変わらず文句を言うお父様…
しかし今回は口だけでなく、身体も動かし協力してくれる…
手近な岩を両手で挟み、端から見ると軽々持ち上げ岩を運ぶ!

「「「え!?」」」
「何で異世界まで来て、奴隷時代を思い出さなければならないんだ!?」
お父様の掴んだ岩だけ、発泡スチロール製かと思う様な足取りで岩を運び、指定のスイッチの上へと下ろしてしまう。
私達は唖然と眺めるしか出来ない…
一人で全部運んでしまい、折角のミニゲームを台無しにする男…

「だからムカつくんだよ、あの人!こんだけ凄い人なのに、普段は何もしない…」
あの人本当に世界最強?
お兄様の囁きを聞き、自分の父に恐怖を感じる…




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