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八条学園騒動記
第六百十八話 チョコレートも食べてその十一
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 生徒はあらためて言った。
「それじゃあ俺用事があるから」
「だからですね」
「また会おうな」
 生徒はセーラに笑顔で述べた。
「それじゃあな」
「はい、それでは」
 セーラも笑顔で応えた、そうしてだった。
 生徒は何処かへと立ち去った、セーラは彼を見送ってからも紅茶を飲んだ、それが終わってから席を収めてその場を後にし校内の散策を続けた。文化祭の中の散策は楽しいものでありラメダスそしてベッキーと三人で楽しみ続けた。


チョコレートも食べて   完


                2021・5・2
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