第十四話 新しい道その一
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「それでね」
「そうですね。お酒もですね」
「友井君お酒も好きだったかな」
「はい、ビールが好きです」
「だったね。僕は日本酒でね」
希望はそちらだった。日本酒派なのだ。
「今度はそれで飲んで祝おうね」
「そうしますか。今度は」
「お酒っていいよね」
穏やかな笑みでだ。話す希望だった。
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