第一章
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た。
「戻って来たぞ、家族は」
「ええ、そうね」
妻も満面の笑顔で応えた。
「もう会えないかと思っていたけれど」
「それが出会えるなんてな」
「全ては神様のご加護ね」
「そうだよな」
二人で笑顔でブルーの帰宅を喜んだ、家は変わってもそこが彼の家だった。
夫婦はブルーとの再会の後で高校生の息子とブルーに留守番を頼んで二人で中国に旅行に行った。向かうのは江蘇省だった。
そこでだ、ふと妻は道のある場所を見て言った。
「見てあそこ」
「ゴールデンレッドリバーだな」
夫は妻が指差した先の犬を見て言った。
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