鏑木ハイドライブ/ユキノマボロシ
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ノの漫才だ。あ〜ホント、人間っておもしれえよな!!」
士道「それの何が、面白いんだ?」
イビルガンダ―「何だお前?」
士道「人が死ぬのが、そんなに面白いのかよ!!ふざけるのも大概にしろ!!」
すると士道の全身から大きな炎が吹き上げ、辺りの雪を蒸発させる。
イビルガンダ―「何だ、その炎は……」
イワン「士道君、その力は……」
士道「もう、許すつもりは無い。俺の怒りを以って、お前を裁く!!」
すると士道は手を広げ、燃え盛る炎と共に天使を召喚する。
美九「あの力は!!」
琴里「やってしまいなさい、私の力で、思う存分教えてやりなさい!!」
士道「行くぞ、琴里!!」
士道の手に握られたのは、巨大な赤き戦斧だった。
士道「灼爛殲鬼ッ!!」
イビルガンダ―はその炎の力に戦慄する。
イビルガンダ―「この力、お前は本当に人間なのか!!」
士道「お前に教えてやる、これがお前が殺した人間の痛みだ!!」
灼爛殲鬼を上空に掲げ、士道は叫ぶ。
士道「焼き払え、紅蓮天地殲滅撃(バーニング・ガイア・パニッシュ)!!」
灼爛殲鬼を地面に振りかざしすと同時に炎の爆撃が街一帯を支配する。
イビルガンダ―「あはは、アッハッハッハッハッハ!!」
高笑いと同時にイビルガンダ―は全身を焼き尽くされ、欠片一つ残さず消滅した。
幸い、メンバーは折紙が絶滅天使で守った為、怪我人はいなかった。
雪が晴れた街に太陽の日差しが差し込む中、真那は消滅した雪子の居た場所に座る。
真那「ごめん、ごめんね……」
謝りながら泣き崩れる真那を後ろから鏑木がやって来る。
鏑木「俺は、この先一生、彼女の事を忘れないかもしれないな」
拳を握り、鏑木は転送装置で先に去っていった。
守れなかったものは数多い。その重さを改めて心に刻みつける重要な任務となった。
士道「真那……」
真那「兄様は何も言わなくていい、仇は取れた。それでいい」
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