第4話 魔法訓練
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し、一般の人にも視認される事はありません。」
それならば管理局にもばれる事はないか。いざとなれば俺が張れば良い。
(空間を微妙にずらす事で魔力遮断が可能な事を確認した)
『イングラム、アストラナガンの武装を彼等、魔導師が使う【非殺傷設定】にする事は可能か?』
『ある程度は可能だ。確かに模擬戦闘で殺傷能力は必要ないからな。
しかし、【アイン・ソフ・オウル】は元よりディス・レヴをオーバードライブさせなければ使えない技だからな、どちらにしても出力不足で使用不可能だ。
【メス・アッシャー】も対象をグレートアトラクターに送り込む技、これも同じく設定不可能だ。』
『・・・【メス・アッシャー】も使用は避けた方が良いか。』
『無難な選択だな。』
念話を終えた俺達は戦闘訓練を行うべく、ユーノが張った結界の中に足を踏み入れた。
(なのはサイド)
私は結界内に入って直ぐにバリアジャケットを展開した。
クォヴレー兄さんも今からバリアジャケットを展開するようだ。
「イングラム、バリアジャケット展開。」
(クォヴレー兄さんは管理局対策としてイングラムの事はインテリジェント・デバイス、
ディス・アストラナガンの姿の事はバリアジャケットという事で統一すると言っていた)
《了解した。》
クォヴレー兄さんのデバイス「イングラム」が輝き、クォヴレー兄さんを肥大化していくクリスタルの中に取り込んだ。
私がア然としていると、クリスタルにヒビが入り砕け散った。
するとそこには全身を覆う金属的なバリアジャケットの中で、頭部だけを露出させたクォヴレー兄さんの姿が目に入る。
《バリアジャケット展開終了。》
すごい派手な演出だね・・
・・・私も人の事言えないけどね(苦笑)
私は改めてクォヴレー兄さんのバリアジャケット姿を見る。
黒と金を基調としたメタリックな全身。金属製の翼を広げる姿はクォヴレー兄さんの容姿も相まって何処か現実離れした印象を受ける。
「さて、始めるか?俺の方も非殺傷設定でいくから安心しろ。」
「う、うん!」
私がぽ〜と見とれていたら、急に声を掛けられたので思わずどもっちゃった。
「よ〜し!いっくよ〜!!」
まずは小手調べ!私は魔力を込めてディバインシューターを放つ。
「・・ディフレクト・フィールド展開。」
《ディフレクト・フィールド展開完了。》
パシィィィィン!
あ、あれ?あっさりと見えないシールドに防がれちゃった。
「なのは、本気でやらなければ訓練の意味が無いぞ?」
えぇ!?結構魔力込めたんだけどな・・(汗)
「では、今度はこちらから行くぞ。ラアム・ショットガン!!」
ドゥン!ドゥン
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