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。良くないです。あなたにも、プライドがあるでしょう 守らなきゃぁね」
「日本語、お上手ですね。聞こえてました?」
「日本語は勉強しました」
「彼、普段、優しいんですけど、私の仕事のことになると・・ 私どうしたら、いいか・・」
「あなたのように仕事出来る人は続けた方がいい。能力がもったいないです」
私のことを、褒めてくれていたんで、それに、相手が将来のお医者さんという安心感もあって、私は、調子にのって、お酒をおかわりしていた。それまでも、今夜のあのことを考えると、恥ずかしいだろうからと思って、いつもより飲んでいた。「お化粧を直してきます」と言って、向かう時、少し足元がふらついてきているのがわかつた。帰らなきゃと思ってドァをあけたら、マーカーがグラスを片手に立っていた。
「ダイジョブですか これを飲めばスッキリしますよ」と勧めてきた。
私は、一気に飲んでしまった。炭酸でのど越しも良かったから。
「少し歩きましょう 酔いさましになりますよ」と誘われ、一緒にお店を出た。しばらく、肩を抱かれるようにして歩いていたが、だんだん、酔いがまわってきて・・。おそらく、さっきのもお酒が入っていたのだろう。
小さな公園を抜けて、裏通りに入ると、彼は、私の腰に手を廻して来た。通りの先には、派手な電飾が並んでいる。
「嫌」と言ったが、私、もう足に力も入らなくなっていて、もう一度「嫌 こんな いゃー」と言ったけど、大きな体格で、私を抱え込むようにして、薄暗い入口の中に連れ込まれてしまった。
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