第七幕その一
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第七幕 果樹園の豊かな自然
オズマも果樹園そして田畑のお仕事を手伝います、オズマの動きはとても速くててきぱきとしていてです。
ジンジャー将軍も驚いて言いました。
「これはもう本職の私達以上に」
「素晴らしいね」
ご主人も言いました。
「本当に」
「そうよね」
「うん、基本エメラルドの都におられて」
「それでね」
そうだからというのです。
「こうしたことは馴染みがないと思っていたけれど」
「いや、ここまでとは」
「私達も驚きよ」
「全くだね」
「都でもよく宮殿の果樹園に皆で行って収穫して遊んでるの」
オズマは将軍とご主人ににこりと笑って答えました。
「蜜柑狩りとか苺狩りとかあるわね」
「そうそう、楽しんでね」
ドロシーも言ってきました。
「皆でね」
「だからこうしたこともね」
果樹園のお仕事もというのです。
「私も経験があって」
「それで、ですか」
「慣れていますか」
「そうなの、そしてね」
オズマは将軍とご主人ににこりと笑って答えました。
「楽しんでね」
「されていますか」
「そうですか」
「ええ、好きで楽しんでいると」
それならというのです。
「上手になるから」
「そうだね、嫌いだとね」
「やっぱり動きも悪くなるしね」
かかしと樵も言いました。
「嫌々するから」
「楽しんでなくてね」
「オズの国にはそんなことはなくても」
「やっぱりそうなるね」
「うん、いつも楽しんでしていることなら」
それならとです、臆病ライオンも言います。
「自然と上手だね」
「そうだね」
「僕達にしてもそうだし」
「オズマが果樹園のお仕事が上手なのもね」
「当然だね」
「私だってそうよ」
ビリーナは自分のことを言いました。
「草刈りとか小石をどけることはね」
「得意だね、君は」
「そうしたことをいつもしているしね」
「地面を見てね」
かかしと樵、臆病ライオンがビリーナに応えました。
「そうしているからね」
「その嘴と爪で草を刈って」
「そして小石もどけるね」
「そうしているわ、あとね」
ビリーナはさらに言いました。
「この果樹園自然が豊かね」
「そうだよね」
カルロスはビリーナのその言葉に頷きました。
「足元を見るとね」
「虫が沢山いるわね」
「色々な種類のね」
ビリーナはカルロスに応えました。
「そうでしょ」
「そして木を見ても」
果物やお菓子のです。
「虫や鳥がいて」
「果物やお菓子は食べないけれど」
「それでもね」
「沢山いるわね」
「お池にはお魚が沢山いるし」
神宝はこちらのお話をしました。
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