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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
ANSUR7其は天秤の狭間で揺れる最後の王〜Rusylion〜
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魔術師化を解いた・・・!?」ことになる。わたし達が魔術師化してる中での魔導師化なんて、降伏に近い行為だ。
「魔導師となっている私とアイリに対し、非殺傷設定の無い魔術で攻撃なんてしないよな?」
「そこは信じてるよ〜」
――
戦女神の暴天
(
コード・ロータ
)
――
闘技場外縁の八方に巨大な竜巻が発生して、わたし達の居る中央に向かってゆっくりと進んできた。魔法として発動された以上、結界内の建造物どころかシャマルを除く魔術師化してるわたし達にダメージが入らない。それを踏まえたうえでルシルは魔術師化を解除、止めたければ掛かってこい、って勝負を挑んできた。
――其は戦場を駆け抜ける戦乙女の将。その美は全てを魅了し、その愛に果てはなく、愛おしむ実りの生誕と成長を見守る――
ルシルと、ヴィータやザフィーラと交戦してたアイリが高度を上げ始めたのを目で追いながら、わたしも魔術師化を解除することにした。
「ふっ、フフフ、上等よね。魔術の撃ち合いで互いの命の心配って、気持ちよく撃てないから結構ストレス溜まるのよね・・・」
「しゃ、シャルちゃん・・・?」
「行くよ、はやて、みんな! せっかくアイツが舞台を整えてくれたんだから、乗ってやろうじゃん! そんで、わたし達を相手にしても勝てるって自惚れてるアイツを後悔させてやる!」
――豊穣に転じて死と戦をも其は司らん。金色の光を纏いたるその苛烈にして華麗な威容。極光の天幕が靡く時、戦士を従え、希望と絶望を戦場へ運び往かん――
わたしの言葉にはやて達は目を丸くした後、ニッと笑みを浮かべて「了解!」と応じてくれた。魔術である以上はどうやっても手加減しちゃうから、この戦いは正直、不毛なものになるって考えてた。その危惧は、ルシルの方から晴らしてくれた。
「来るよ!!」
――
女神の大戦火
(
コード・フレイヤ
)
――
遥か空に描かれた巨大な魔法陣18枚より放たれてくるのは、閃光系・闇黒系・炎熱系・氷雪系・風嵐系・雷撃系、6属性の特大砲撃。わたし達はそれぞれの回避機動に入り、わたしもシグナムもヴィータもザフィーラもシャマルも、制空権を取り戻すべく空へと向かう。
――ユニゾン・イン――
はやても、アインスとユニゾンを果たして急上昇。そんなわたし達を待ち構えていたのは、「アイリ・・・!」だった。アイリはわたし達を見下ろしたまま「いらっしゃい。だけど、ここから先は行き止まりだよ」って小さく笑った。
――リーズィヒ・デッケル――
ルシルの砲撃が止む直前、わたし達とアイリの間に展開されたのは1qレベルの巨大なベルカ魔法陣。まるで、わたし達の行く手を塞ぐ蓋。魔法陣越しにアイリがバイバイと手を振ったことで、『アイリぃぃぃぃーーーー!!』ってリインとアギトは怒りや悲しみ
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