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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章『ふたりで…』
女神創造領域 『崩壊世界』其ノ陸
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『なるほど。ここで降参してやればそれぞれ俺様の下僕と性奴隷にしてやろうと思ってたが…どうやら無駄みたいだな。』
「あったりまえだ!!短・早・包と三重苦揃ったチンコなんかに姫屈したくないもんね!!!」
『てめぇら…死にやがれエェェェェェーッ!!!!』

あーもうぶちギレたよ。
てめぇ”ら”って俺巻き添えだよ。俺なんも言ってねーのに。
さて、親玉旧神柱は辺り一帯から触手を生やし、その先端からビームを発射する。
薙ぎ払われ、爆発を起こして瓦礫を焦土へ変えていく圧倒的な火力。
全国何百何千の旧神柱に魔力を送りながらでも、こいつはこれほどの攻撃が出せることには正直驚いている。
まぁでもやるしかない。

「…!」

二手に分かれて攻撃を避け、俺とおっきーは何も言うことなく銃を構える。
狙いは同じ、葛城恋本体だ。

「いい加減消えろよ!!」

引き金を引く。
おっきーもまたマシンガンを乱射する。
数多の触手に阻まれるが、俺の放った弾丸は真っ直ぐに

「ごぉっ!?」

奴の眉間を貫いた。

「まーちゃん!やった!?」
「いやまだだ!」

奴には聖杯がある。
例え眉間に一発くらわせたとてそう簡単には死なないはずだ。

「ふへ…へへへへ…!ぶっはははははは!!!!」

気色悪い笑い声を上げながら、撃たれた衝撃で仰け反った恋はゆっくりと起き上がる。

「効かねぇ…効かねぇなクソマスター!!例え眉間に撃ち込んだとて俺様には痛くも痒くもねぇ!!」
「…っ。」

舌打ちし、次の攻撃を考えようとするが

「さぁて!今度は俺様の番だ!!王からの攻撃!ありがたく全身で浴びやがれ!!!」

奴が両手を広げて空を仰ぐ。
するとどうだろうか、
空は一瞬にして何百もの魔法陣が展開。
そして…

「はぁ!?」

隕石。
いや、そうではないかもしれないが魔法陣から生み出され雨のように降ってくる質量兵器はまさにそれだ。
青い炎をまとい、俺達目掛けいくつもの隕石が降り注ぐ。

「聖杯から閲覧させてもらったが、隕石を降らせるキャラクターがいたからな!俺様に似てるもんだから遠慮なく真似させてもらったぜェ!!!」
「アイツ…ソロモンだけじゃなくキリ様も侮辱すんのかよ…!!」

てめぇとキリ様が似てる…?
ともかく目が悪い以前の問題だ。目玉を取り替えてもらうことをオススメしよう。
つっても俺達が殺すから問題ねーか!
でもその前に、この隕石をどうにかしないとだけどな!!、

「おっきー!頼む!」
「まーちゃん!!」

このままじゃ当たる。
しかしこの攻撃を回避できる策はある。
その為におっきーを呼んだがちょうど同じことを考えていたんだろう。
既におっきーが俺のそばまで駆けてきていた
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