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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
悪人に人権無し!
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…私も優しく包んで下さ〜い!」
裸のハツキ様が現れお父様に抱き付いた!
元とは言え僧侶だったんでしょ、アイツ!
酔っ払った上に、恥じらいもなく男に抱き付くって………使えるわね、ソレ!
「うわぁ!何で裸なの!?」
慌てふためくお父様って、なかなか拝めないわよね…貴重な瞬間ですわ!

「ねぇ〜リュカぁ〜…エッチしようよぉ〜……私ぃ〜準備万端なのぉ〜!」
「あぁ〜ん!私もリュカさんとした〜い!」
「わ、分かった!分かったから…べ、別の部屋へ行こう!此処は拙いって!」
お酒の力で発情したメスが2人…
そんな2人を抱き上げ、お父様は奥の別室へと逃げ込んだ。
そしてお母様とハツキ様の喘ぎ声が響き出す!
「アタイ等も負けてらんないよ!」
その声に欲情したカンダタと女海賊も別室へと引き籠もる。


奥から淫らな女の喘ぎ声が響く中、お兄様とウルフ様は呆然としている。
「そ、そう言えばアルルはどうしたんだ!?」
不意にお兄様がアルル様の事を思い出し、アホな大人が痴態を晒している部屋とは違う部屋へと探しに行った。

どうせ飲んだくれてるだけなのだから、放っておけば良いのに…
それとも酔っているのを利用して、童貞を卒業するつもりか!?
いや…あり得ないか…相手がリュリュお姉様だったら、お兄様も理性を切り捨て本能で行動しちゃうかもしれないけど、あのペチャパイ姉ちゃんじゃ………
それにウルフ様も一緒に向かった事だし…3Pはしないだろう…きっと…
う〜ん…男は皆、狼だし…ヤバイかな?


ウルフちゃんのチェリーが心配なので、私もお兄様の元へ行こうと思います…が、立ち上がり奥へと歩こうとしたら何かが私の足にぶつかり転んでしまいました。
「いった〜い!!」
誰だ、床に物を置いたヤツは!
思わず私を転ばした物を睨み付ける……

しかし一瞬で私の表情は緩んでしまう!
私を転ばせた物は、まだ半分以上中身が残っているテキーラの瓶だった!
そう言えば、生まれ変わって早7年…
帰宅後にアニメDVDを観賞しながらの晩酌が日課だった私が、7年間もの禁酒に成功したのだ!

別に禁酒をしたかったわけではないのだが、飲むチャンスが訪れなかったのだ!
だってお父様、お酒飲まないんだもの!
晩酌中に甘える振りをしてペロリ舐める事も出来なかったのよ!
ふむ…お父様もお母様も立て込んでるし、ちょっぴりなら飲んでもバレないわよね!?
7年ぶりだし良いわよね?

よし!ゴチャゴチャうるさそうなお兄様が戻る前に、少しだけ味わってみましょう。
少しだけよ…身体は子供なんだし、ほんの少しだけ!
私は堅い決意の元、テキーラの酒瓶を両手で抱え飲み出した。
ちょっとだけだから!




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