第131話
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!」
「フフ、来るがいい……ッ!」
アイネスは不敵な笑みを浮かべながら自分に向かってくるエレインを迎え撃って戦闘を開始した。
「さて…………―――――それでは我々も彼らの援護を始めましょうか……!」
「はい……!”協力者”の方々を中心に最大限のフォーメーションを!」
「おお……っ!!」
そしてトマスとロジーヌの号令を合図に義勇隊の面々、そしてトマスとロジーヌはそれぞれの相手と戦い始めたジン達の加勢を始めた。
〜饗応の間〜
一方その頃リィン達は目標地点である”饗応の間”に突入していた。
「―――――来てしまいましたか。」
「クレア少佐………」
「それと”光の剣匠”―――――いえ、”光のガウェイン”もやはりこちらの想定通り、待ち構えていたわね。」
「ああ……ただ問題は向こうに数の差を補う”何か”があるかどうかだが……」
リィン達が突入すると光のガウェインと共に待ち構えていたクレア少佐が静かな表情でリィン達を見つめて呟き、二人を確認したセレーネは複雑そうな表情を浮かべ、エーデルガルトとクロードは真剣な表情で二人を見つめていた。
「アルフィン……!本当によかった、無事で……それにリィンさんやエリスさん達も……」
「お母様………」
「姫様……」
「ふふっ、この状況でもなお、姫様だけでなく私達の無事を喜ぶ皇妃殿下の”器”には感服致しますわ。」
祖国や家族を裏切ってでも自分達の無事な姿を見て安心しているプリシラ皇妃の様子を見たアルフィンは辛そうな表情を浮かべ、アルフィンの様子を見たエリスは心配そうな表情を浮かべ、ミュゼは苦笑していた。
「……ふふ、内戦以来だね、リィン君にセレーネ君、それにエリス君も。そしてご無事で何よりです――――――アルフィン皇女殿下。まさかあの内戦が原因でこのような事態になるとは、夢にも思わなかったよ。」
「ええ……それは俺達もです。――――――やはり今回の戦争に反対してオズボーン宰相に逆らった事が原因でオルディスに左遷させられたのですか?」
懐かしそうな表情でリィン達を見回したレーグニッツ知事は複雑そうな表情を浮かべ、レーグニッツ知事の言葉に頷いたリィンは静かな表情で問いかけ
「………はい、リィンさんの予想通りです。」
「リーヴェルト少佐……」
自分の代わりに答えたクレア少佐をレーグニッツ知事は複雑そうな表情で見つめた。
「――――――私の立場から説明するのもおかしな話でしょうが……アルフィン皇女殿下がエレボニアを出奔された日以来、知事閣下は様々な形で戦争に反対され、メンフィル・クロスベル連合との和解を主張されました。『国家総動員法』への反対に帝都庁を挙げての反
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