第131話
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ブルブランは高々と笑った後ある方向に視線を向けて声をかけ
「ええ、エレインさんが時間を稼いでくれたお陰で。」
「義勇隊の皆さんの傷の回復は完了しました……!」
ブルブランに声をかけられた人物―――――トマスとロジーヌがそれぞれ答えると二人の背後にはレンによって無力化されたトールズ義勇隊の面々がそれぞれの武装を構えていた。
「ハーッハッハ!メンフィルの強者達よ、不死鳥の如く蘇った我ら”トールズ義勇隊”の底力、今度こそ見せてさしあげよう!」
「フハハ、私達に気にせず先を急ぎたまえ、ユーシス君!」
「グフ、貴方達の”協力者”の人達と共にここは足止めするわぁん!」
「ここはあたし達に任せてリィン達の所に急ぎな、アリサ!」
「貴女達が選んだ”道”をリィン君達に示してきなさい!」
「フィーちゃん達が咲かせようとする”花”の邪魔はさせないわ……!」
「わかりました――――――ここはよろしく頼みます……!」
「どうか気をつけてください……!」
義勇隊の面々の心強い言葉にマキアスとラウラが答えた後紅き翼の面々はクロチルダと共に先へと向かった。
「待ちなさい――――――ッ!?」
自分達を無視して先へと急ぐ紅き翼の面々の様子を見たエンネアは紅き翼に狙撃を行おうとしたがルシオラが投擲した扇によるダメージで怯み
「フフ、私達の事を忘れてもらっては困るわね、”魔弓のエンネア”。」
「ふふっ、別に忘れてはいないわよ。――――――むざむざと紅き翼を一人も欠けさせずに後ろに通してしまった雪辱……貴女達で晴らさせてもらうわよ、”幻惑のルシオラ”……!」
妖しげな笑みを浮かべるルシオラが自分と対峙すると不敵な笑みを浮かべてルシオラとの戦闘を開始した。
「クク、メンフィルと”グノーシス”、それぞれで得た君の魔術、ちょうどいい機会だから存分に披露してもらおうか、”殲滅天使”!」
「うふふ、その言葉、そっくりそのまま返すわ。貴方が披露する怪盗の妙技、レンに通じるかしら?」
ブルブランとレンはそれぞれ不敵な笑みを浮かべた後詠唱を開始して戦闘を開始し
「さてと……”影の国”の件から更に磨いた俺の”泰斗”の拳、今のお前さんにどこまで通じるか試させてもらうぜ――――――”剣帝”!!」
「―――――いいだろう。お前の”不動”、”剣帝”たる俺の剣の前にはどこまで耐えられるかその身をもって試してみるといい―――――!!」
ジンとレーヴェはそれぞれ自身に凄まじい闘気を練った後戦闘を開始した。
「フム、どうやらそれぞれ指名の相手がいるようだから、余った私の相手は其方のようだな?」
「そのようね。―――――行くわよっ!
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