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SHUFFLE! ~The bonds of eternity~
第二章 〜罪と罰〜
その五
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け込む。着替えを覗いただけでなく内部に留まるという二重のお約束をかますとは。土見稟、一生の不覚である。

「ま、まあ……楓の裸くらい何度か見たことあるもんな。今さら見たって……」

 KKKのメンバーが聞いたら問答無用で抹殺されるであろう台詞を口にする。というかそれは子供の頃の話だろう。

「しかしあいつ……随分と成長してたんだな……あれでどのくらいのサイズなんだろうか。結構大きかったような……っていかんいかん!」

 ぶんぶんと頭を振る。何を考えているのか。楓は居候先の恩人で、大事な幼馴染だ。そういうことを考える対象として見るのは……。

「やっぱりスタイルいいんだな……ってだからそうじゃなくて!」

 土見稟、現在絶賛混乱中。どうやら今夜は二重の意味で眠れない夜になりそうだ。


          *     *     *     *     *     *


 翌日、金曜日。バーベナ学園は第二・第四土曜日が休みなので今日を乗り切れば二連休になる。そんな中で、

「……ぽー……」

「どうかしたのか、楓? なんかポーッとしてるけど」

「あ、いえ、何でもないんです」

「?」

 楓と柳哉がそんな会話を交わしていた。楓の顔が若干赤い。

(やっぱり怒ってるのか? 昨日のこと……)

 昨日は気まずさから、楓と顔を合わせることなく寝てしまった稟。今朝方も少し顔が赤かったような気がしないでもない。

「もう一回、ちゃんと謝った方がいいかなあ……」

「謝んなきゃいけないようなことをしたわけ?」

「いや、あくまでも偶然だったわけなんだけどな……」

「ふーん。ぜひとも詳しく聞きたいねえ、そのあたり」

 まあ、簡単なことなんだけども……と続けようとしたところで、

「ふんふん」

「それで?」

 二人の悪友の存在に気づく。麻弓と樹だ。空気のように現れたため、一瞬違和感が無かった。

「……ちょっと待て。どうして俺が自白せにゃならん」

「ああ、私たちのことはお気になさらず」

「そうそう。それで、簡単に何をしたんだい?」

 ならば簡単に言おう。

「帰れ」

 麻弓と樹の顔に苦笑が浮かんだ。


          *     *     *     *     *     *


「よし、今日はここまでだ。明日から二連休だが、休みだからといってはめを外し過ぎないように。少なくとも犯罪行為はするな。分かったな緑葉」

「先生、それに関しては俺様よりもさらに危険な人物が約一名いると思いますが」

「そっちは超法規的措置でなんとでもなるんだよ。お前の場合はヤクザの娘にでも手を出して問題起こすだろうが」

「大丈
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