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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
次から気を付けよ!
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うのよ!
「あの女にそんな深慮があるとお思いですか!?」
「いやぁ〜父親としては答えにくい質問だなぁ…」
「じゃぁ兄として答えてあげます!アイツにそんな深慮はありません!面白半分でイオナズンのみを教えたんです!…その所為でエコナさんは津波に攫われてしまったんです!」
そうなのよ!全部お姉様が悪いのよ!
お兄様…もっとお姉様に対し、憤慨なさって下さい!
そして私へ罪が及ばない様にして下さい!
「ティミーもみんなも落ち着いて!…波に攫われたとしても死んだわけではないわ!生きて…何処かに流れ着くかもしれないじゃない!希望は捨てちゃダメよ…世界を旅していれば、また再会する事だってあり得るわ!だから今は気持ちを切り替えて、次の目的地へと進みましょう!」
さ、流石はアルル様!
プラス思考で参りましょう!
確率はほぼ0に近いけど、そう思って気持ちを切り替えましょう!
まぁ…生きていたとしても無事とは限りませんけどね…
何処かに流れ着いても、アノ巨乳を見て男共が狼に変身するでしょうし、船に発見され引き上げられても、海の男が紳士であるとは限りませんからねぇ…
もし再開出来ても、ボロボロの使い古しね…きっと当分の間、主食は男のカルピスよ!
アルル様の言葉が響いたのか、皆さん悲しみの面持ちのまま操船を続けてます…
皆一言も喋らず黙々と…
『お前の所為だ』オーラが充満してて、息苦しいです!
ムカつきますね…もう1回泣いて見せて、私こそ被害者であると示しましょうか?
「そりゃ!」(ブチッ!)
「な、何やってんだアンタ!」
泣こうと準備した瞬間、お父様が急にカンダタに叱られました!
帆を張る為のロープを力任せに引っ張り、ロープが切れてしまった様です。
「いやぁ〜…みんなが悲しそうだから、僕も手伝おうと思ってさ……よいしょぉ!!」
そう言いながら、床に落ちてある別のロープを力任せに引っ張り、マストの一部を折ってしまった。
「貴方は何もしないで下さい!!」
皆の声が綺麗にハモり、最年長者を叱り付ける!
お父様の馬鹿さ加減に感謝です!
お陰で私への嫌なオーラが無くなりました。
まぁ当然ですけどね…
さてさて、年下の少女に優しく接して、自分が善人である事を示そうとするアルル様の指示で、お父様のお守りを仰せつかり数日…
目的の海賊さんのアジトへと到着しました。
中はアレです!
むっさい男共で溢れかえってます。
ある種の有毒ガスが出てるみたいでヤです!
「うわぁ…俺、こう言う人達は苦手だなぁ…」
ウルフ様も毛嫌いしてますわ!
貴方は私の為に、何時までもプリティーで居て下さいね?
「僕も苦手だなぁ…こう言う不潔そうな連中は!………何より臭いよ此処!」
うん。同意見ですけど、
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