第六幕その一
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
第六幕 オズマの到着
カルロス達五人は今日は午前中は将軍のお手伝いをしてお家の中の家事をしました、食器を洗ってお掃除をしてお洗濯もしますが。
五人の働きぶりを見てです、将軍は言いました。
「貴方達いい感じね」
「僕達出来てますか?」
「家事は」
「そうだといいですが」
「お掃除もお洗濯も」
「将軍から見まして」
「ええ、かなりね」
将軍は五人に笑顔で答えました。
「出来ているわ」
「そうだといいですが」
「やっぱりやらせてもらうならですよね」
「ちゃんとしたいですから」
「そうでしたら嬉しいです」
「私達にしても」
「というかね」
将軍ご自身も身体を動かしています、そのうえで言うのでした。
「皆いつも家事をしているのかしら」
「はい、日本の学校では皆でお掃除しますし」
「食器も寮やお家でしますし」
「ですから慣れてます」
「いつもしていますから」
「そうしていますので」
「それでなのね、私も日本のことは聞いているわ」
将軍にしてもというのです。
「オズの国にも日系人の人達がいるし」
「それで日本のこともご存知なんですね」
「オズの国にも日本文化は結構ありますし」
「日本のヒーローの人達も来られてますし」
「それで、ですね」
「将軍もご存知なんですね」
「ええ、日本の文化はね」
将軍は洗われた食器を拭きながら答えました。
「かなり魅力的よね」
「そうなんですよね」
「もう何もかもが素晴らしくて」
「その中にいて商いです」
「もう何もかもがです」
「素晴らしいですね」
「私もそう思うわ、ただ日本の学校は生徒がお掃除するのね」
将軍はこのことについても言いました。
「そうなのね」
「はい、そうなんです」
「毎日学校中をお掃除します」
「それぞれでお掃除する場所がありまして」
「そこをお掃除してです」
「それで奇麗にします」
「そうなのね」
そのお話を聞いて納得したお顔になる将軍でした。
「いいことね」
「お陰でこうした時も動けます」
「それも自然に」
「寮でもお掃除してますし」
「お家に住んでるむすめもいますけれど」
「動けます」
「そうなのね、それでお家の娘は誰かしら」
将軍はここでこうも尋ねました。
「一体」
「私です」
恵梨香が答えました。
「学校のある街に住んでいますから」
「僕達も恵梨香のお家によく行きます」
ジョージも言ってきました。
「奇麗なお家なんですよ」
「そこで日本の色々な文化にも触れていますけれど」
ナターシャも将軍にお話します。
「全部面白いです」
「オズの国でも日本文化がありますけれど」
神宝は笑顔でお話しました。
「僕達は今はいつもその
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ