暁 〜小説投稿サイト〜
ライダーの力を持つ青年は、混じり合う世界で戦い続ける。
プロローグ−−闇の剣士と超能力少女−−
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p out the book. open it and burst.
 The fear of the darkness.
 You make right a just,no matter
 dark joke. Fury in the dark.
 ジャオウドラゴン!》




《誰も逃れられない…》



ワーム「……てめぇは、何もんだ?」


カリバー『仮面ライダーカリバー。……それが俺の名だ。』

俺はそういうと、目の前のワーム(蛹体)を闇黒剣月闇で斬り殺した。ワーム達はなんの抵抗もできずに次々と殺されていき、その様はただの蹂躙以外の何物でもなかった。

するとワームの一体が赤くなり蒸気を放ちながら成虫体へと脱皮する。エビのような水色の身体を持つ、『キャマラスワーム』だ。

キャマラスワームは右腕の異常発達したハサミにエネルギーを貯め、俺に飛びかかったが、攻撃が当たる直前で後方に弾かれた。

???「全く、だからアタシも連れてけって言ったんだ。」

その綺麗な声と共に、水色の制服に肩の辺りまで髪を伸ばした赤髪の少女が、俺の横に降り立った。

カリバー『俺がいつお前に助けを求めた?……お前は大人しくアイツらと留守番してればいいんだよ。』

赤髪の少女「なっ!?そんな言い方ねぇだろ!?」

カリバー『俺は事実を言ったまでだ。……だがタイミングは悪くなかった。…いいセンスだ。』


赤髪の少女「//……素直じゃねぇな逢魔は。」

キャマラスワーム『ふざけるなああああああああっ!? 何なんだお前はああああああああああ!?』

赤髪の少女「うっさい!今いいとこなんだから、邪魔すんな!」

キャマラスワーム『ふざけてるのか女!!てめぇ俺を誰だと思ってやがる!!』

赤髪の少女「ただのうるさいエビ野郎だ!それ以外になんかあんのか!?」

少女は俺との話を邪魔された事に腹を立て、キャマラスワームに手を翳すと近くまで引き寄せ、右腕のアッパーで空中に打ち上げる。

赤髪の少女「サイキック!ライダーキィーック!!」

少女は空中に飛び上がり、超能力で強化した右足を突き出しキャマラスワームに向けて飛び蹴りを放った。

キャマラスワーム『グギャァァァァァ!!?』

キャマラスワームの身体を穿ち抜き、少女は地面に着地、直後にキャマラスワームは跡形もなく爆散した。

俺は変身を解除し元の姿に戻ると、少女は俺の右腕に抱きつき、そのまま擦り寄って来た。

彼女の名は『明石 薫』。
週刊少年サンデーで連載された『絶対可憐チルドレン』の主人公兼ヒロインで、移動・攻撃・防御・運搬・落下物の支持・障害物の破壊など基盤を担う重要かつ多岐に渡る役割の担う能力を使う『念動能力者 サ
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