第60話 エル=ファシル星域会戦 その4
[6/6]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
ば、そうしていただけるとのちのち色々と助かります」
「貴官は帝国語が達者か?」
「……日常会話程度は」
「フェザーン駐在武官経験者が何を言うか。ジャワフから聞いているだろうが、我々の作戦の基本は都市ごとの各個撃破だ。だが防備を固めた敵をすり潰すより、引きずり出して処理する方が、手間がかからず楽だ。そこで宇宙艦隊に協力を求めたい」
一体どういうことか。訳が分からないが、どうやら俺が陸戦の分野でも扱き使われるといいうのは間違いなさそうで、思わず振り向いた先にいるジャワフ少佐を見ると、おどけた表情で大きな肩をこれでもかといわんばかりに竦めているのだった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ