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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
本領発揮
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?」
はぁ?甘え方がよく分からん!
こう言っては何だが、私はお父様の歌が大好きだ!
正直上手いんですよ…聞き惚れます!
しかし何故歌がいけないのだろう?
と考えていたら、お父様はお母様を抱き上げ船室へ下りていってしまいました…
そして響くお母様の喘ぎ声…
いったい何なんだ!?
あれから半日…
童貞ボーイズには刺激が強すぎるBGMの中、どうにか準備を終えて出港する事が出来ました!
私はお母様の甘い移り香がするお父様に抱っこされ、甲板上を見渡してます。
「やっとポルトガから出港出来たね」
「ティミーのお陰です!私達だけだったら、何をして良いのかも分からなかったですから」
若い苦労人の男女二人が、出港出来た事で喜び、何だかとっても良い感じ!?
「ほぉら、見てごらんマリー!お兄ちゃんとアルルお姉ちゃんは、とってもお似合いな男女だよねぇ…やっとお兄ちゃんにも彼女が出来るのかな?」
うむ…私のウルフちゃんに近付く可能性のあるメスを遠ざける為、あの二人をくっつけちゃうのも良い考えね…
「私アルル様の事、大好きですぅ!是非お兄様の彼女になってほしいですわ?」
「ちょっとリュカ、マリー!あの二人は貴方達と違って、ウブで真面目なんだから、そう言う事言って変に意識させちゃダメよ!見守って行くのが大事なんだからね!」
何を悠長な事を!
お兄様の新鮮なチェリーを食べ損なった今、ウルフちゃんの美味しいチェリーは何としても物にしなければならないのです!
もう2.3年もすれば鮮度が落ちちゃいますからね!
さてさて…
私の密かな野望を知ってか知らぬか(知らないだろう!)モンスターが襲来しました!
私の初めての戦闘です!
海での戦闘に不慣れなアルル様達に代わり、お母様とお兄様がメインで戦っております。
ポピーお姉様に教わったイオナズンで、大活躍をしちゃいましょう!
「大変ですぅ!アルル様達がピンチですわ!お父様、私達もお手伝い致しましょう!」
「いやいや…私達もって…マリーは戦う事なんか出来ないだろ?」
ふっふ〜ん…出来るんだな、それが!
「そんな事ありませんですわ!私、ポピーお姉様に魔法を教わりましたから!」
その目に焼き付けておきなさい!
美少女天才魔法使いマリーちゃんの華麗なる活躍を!!
「イオナズン!」
「「「「え!?」」」」
どうよ!どうよどうよどうよ!!
瞬時に全滅!
ぜ〜んぶ、私の活躍よ〜!!
「げぇ!!」
?…何故か失礼な悲鳴を上げるお父様…
急に私を抱き上げると、手近な柱へしがみつき叫ぶ。
「みんなー!何かに捕まれ!津波に飲み込まれるぞー!!!」
私の視界はお父様の胸に遮られ真っ暗…
しかし私の身体には大量の海水が打ち寄せられ、お父様に抱かれていながらも揉みくちゃに
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