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八条学園騒動記
第六百十六話 いい鉄は釘にはならないがその十

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「早世が多いのも頷けますね」
「糖分に糖分ですからね」
「それも主食ですから本当に食べます」
「日本では今もご飯は主食です」
「そのご飯にそうして食べますと」
「糖尿病になります」
「それも当然です」
 他の先生達も頷いた、そして。
 ここでだ、先生達はさらに話した。
「飲んでもいいですが」
「問題は健康ですね」
「健康にとってどうか」
「それは大事ですね」
「まことにそうですね」
「それを忘れますと」
 その時はというのだ。
「身体を壊しますね」
「そうですね」
「幾ら運動していても」
「力士の運動は激しくても」
「それでもです」
「食べる量が多いですし」
 力士は食べるのも仕事だと言われている、その為食事の量も非常に多いのだ。食べて体格を造るのである。
「そう考えますと」
「余計にですね」
「そうした食生活ですと」
「本当に身体を壊しますね」
「そうしてしまいますね」
「だから早世が多かった」
「昔はそうですね」
「今は」
 この時代ではというと。
「別に。ですからね」
「別に力士さんでもですね」
「早世はないですね」
「これといって」
「今は」
「左様ですね」
「普通に百歳までの人が」
 そこまで生きる場合がというのだ。
「多いですからね」
「はい、そうなっています」
「今はそうですね」
「流石に百歳で現役ではないですが」
「それでもです」
「百歳位生きる人が普通ですね」
「そうなっていますので」
 それでとだ、マリアは話した。
「触接喝は大事ですね」
「そうですよね」
「健康的な食事を摂ってです」
「そうしてこそですね」
「長生きも出来ますね」
「健康になりますね」
 他の先生達も話した、そしてだった。
 マリアは今は紅茶を飲んだ。その砂糖が入っていない紅茶を飲んでそのうえで健康的に味を楽しんでいた。


いい鉄は釘にはならないが   完


                    2021・4・16
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