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それから 本町絢と水島基は  結末
第五章
5-?
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しいぞ」

 と言って、みんなにお屠蘇だからと注いでいた。みんなは、当たり前のようにしているけど、私、おそるおそる飲んでみた。しばらくして、喉の奥から、熱くなって、あわててお雑煮を食べ出した。

 お兄ちゃんも、お雑煮を食べて、お重のものをつまんでいたけど

「うまいなぁ この味 忘れていたよ おやじ ビール飲んで良いか?」
 
 お母さんは、直ぐにビールを取りに行ったみたい。私は、お父さんにお酌をしたら

「おぉ 絢にお酌してもらえるなんて、思ってもみなかった 感激だよ なあ紳?」

「おやじにとったら、絢は宝だもんな」

「そうだけど、ワシは家族みんな宝だと思っているし、社員のみんなもな」


「後で、初詣行くのよ 絢ちゃんも、着物作ったから、着てってね」

「俺は、リタイヤする。少し寝かせて みんなで行ってきてよ」とお兄ちゃんは逃げた。

 


 




 
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