スーパーロボット大戦OGs
0033話
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設置されている部屋が2階に1部屋だけあり、と」
ほぼ間違い無くその部屋に大事なものがあるのだろう。赤外線が張られているのは部屋の中の高さ1m程の場所だけにネズミなんかの小動物が引っ掛かる恐れも無い。つまり赤外線に接触するのはほぼ確実に侵入者という事になる。
「ま、もっともそこにあると分かっていれば引っ掛かるなんて事は無いんだが」
事務所の換気扇から進入させたスライムを使い、近くにある窓の鍵を開けて中へと侵入する。
スライムで確認はしたが、一応念の為にバイザーのスイッチを入れ赤外線を見逃さないようにしておく。
そしてそのまま2階へと移動し、問題の部屋の前まで呆気なく到着する。
「幾ら何でも簡単すぎる気がするが」
仮にも政治家と癒着して悪さをしているマフィアだ。その事務所がこれ程手薄なのはちょっと疑問に感じる。
「まぁ、アルバート・グレイみたいな三流と組んでいるのを考えると、このマフィアも三流なのかもしれないが」
小さく呟き、ドアを体が入る程度に小さく開ける。
この部屋の赤外線の位置からいって、ドアを大きく開けると接触する事になるからだ。
ドアの中へと体を滑り込ませ、すぐにドアを閉め部屋の中を確認する。
バイザー越しに視界に入ったのはスライムで偵察した通り床から1m程上の位置に赤外線が張られている光景だった。
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