第一章 幽々子オブイエスタデイ
後書き
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これにて儚月抄の依姫部分のノベライズに当たる第一章は完了となります。
そして、満を持して長きに渡り第一章を投稿していなかったのが、これで解消する事と相成りました。
そうなっていたのは、ここではない二次創作も可能な小説投稿サイトにて、第一章に関して『注意書きをしたにも関わらず』叩かれたという経緯があるからですね。
それに加えて、そのサイトでは感想の受付のオン・オフが自在には出来ず、感想を受け付けない場合には『チラシの裏』という侮蔑的な名称の項目で書くしかないという仕様だったのです。
それらの事があって、そのサイトを退会するに至り、それから紆余曲折あってこの『暁』様を見出した後でも叩かれるのが嫌で第二章から投稿する事となっていました。
それが今回投稿するに至った理由は二つですね。
まず一つが、この暁では件のサイトと違って感想受付のオン・オフが自在という事ですね。
それに加えて、感想の構図が『良い所』と『良くない所』の二つから構成されていて、例の叩きのように批判だけをドカっと書きにくくなっているという良心的設計という事です。
そして、二つ目は私が始めてPC版ツクールでゲームを完成させた事にあります。
私が小説を書き始めるに至ったのが、まずとあるグループホームに移転する事になったのが始まりですね。
そこの環境が平気な人は平気ですが、苦痛を感じる人はとことん住みづらさを感じるというものだった事がものの始まりです。
そして、その私にとって劣悪な環境は、ツクール制作のモチベーションを奪ってしまうという代物でした。
なので、私はそのホームから離脱したくて色々行動を起こしていたのですが。
そこの理事長が類稀なるカリスマ性を持っていたが為に彼女の味方が多くてうまくいかなかったという事です。
そして、紆余曲折あってホームを出られるどころか、仕事を辞めて作業所に入る事になるという180度おかしい話になってしまいました。
そこで、このままでは私が生きている意味すらなくなってしまうという所まで追い詰められてしまった訳なのです。
そこで私が僅か8話でもいいから小説を書いて、何か意味のある事をしなければと思って始めたら……。
その小説で書きたい事が次々に出てきて、結果としてその小説は全61話という長編になるに至ったのですよね。
それが、私が小説の才能……と呼べるかまだ実感出来ていませんが、それを発現するに至った経緯という事です。
そのようにして私に新しい力が備わったのですが、一方でそのホームではツクール制作のモチベーションは破壊されたままという事でした。
結論から言いますと、小説を書くよりもツクール制作の方が重労働という事ですね。商業行為になりうる取り組みよりも、あくまで趣味の範疇となる取り組みの方が重労働と
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