第一章 幽々子オブイエスタデイ
最終話 青への萌し
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倒した後にも物語が綴られる、そう思うと得した気分になるのである。
特に依姫はあの者達を見届けたい渇望が芽生えていたのだ。
メイドとは本当の決着をつけたい、魔法使いが努力をやめてないか確かめたい、巫女がもう少し修行するようになって欲しい、そして自分と同じものを大切にする吸血鬼とは更なる親交を深めたい……そういった様々な想いで頭の中が満たされているのだ。
考えは決まっていた、『青き地上へ行こう』と。今までは争いを避けるためになるべく関わらなければ良いと思っていたが、それでは得られないものもあると今回の件で分かったのだから。
だが下準備は必要だろう。手始めに二人はレイセン──今回豊姫と共に任務をこなした──を偵察に行かせて八意の様子がいかなるものか調べてもらう事にしたのだった。
【第一章 幽々子 オブ イエスタデイ】完。
【第二章】に続く。
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